女性ホルモンって何?その2
前回は、エストロゲンとプロゲステロンの2種類をご説明しました。これらの女性ホルモンは、脳から放出されるホルモンを卵巣が受け取ることで、出る量がコントロールされています。携帯電話の電波のような役割もある女性ホルモン。体全体で見てみましょう♪
女性ホルモンは、月経で変化する身体にあわせて、
(1) 脳内の視床下部から、性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)が出て
脳下垂体でGnRHが受け取られて
(2) 卵胞刺激ホルモン(FSH)と
(3) エストロゲン(卵胞ホルモン)が多く出ます
また
(5) 黄体化ホルモン(LH)も多くなり
(6) 左右どちらかの卵巣から排卵されます
その後、黄体化ホルモン(LH)の量が低下してくると
(7) プロゲステロン(黄体ホルモン)が多くなります
この一連の動きに着目すると、女性に多い不調は、どこに原因があるのか?大きなヒントになります。
大きく3種類の不調
大きく3種類の原因を観てみましょう。
(1)ホルモン放出の司令塔!自律神経の不調
(2)体内をめぐるホルモン!セロトニンの不足
(3)ホルモンを受け取る臓器!卵巣の不調
サロンのカウンセリングシートで症状をチェックさせて頂くと、大きくどこに原因があるかを特定できます。